英語リーディングの飽きないおすすめ勉強方法【小説とマンガ】

リーディング 英語勉強法

英語を勉強したい初級者 「スラスラ英語を読めるようになりたいんだけど、どうやって勉強していいかわからない。以前に英語のニュースなども読んでみたけれど、すぐ飽きたんだよなあ。飽きずにできるおすすめの勉強方法が知りたい。」

こういった疑問に答えます。

本記事のテーマ
英語リーディングの飽きない勉強方法を紹介

なお、私は社会人10年ほどのサラリーマンで
日本の大学を卒業した後、外資系企業の日本法人に就職して、英語を社内外で勉強してきました。現在では海外駐在で管理職の経験もしています。

ストレスのかかる勉強では成果は出ません

勉強がストレスになっては成果はでません。

なぜなら、続かないからです。

特別なプレッシャー(受験だったり会社の昇進のためのTOEIC試験)などがない限り、はっきりいって楽しくもない勉強は続きません。

逆に楽しい勉強方法が見つかれば、モチベーションも高いまま継続することができ、結果としてより高い成果が望めます。

私の過去の経験私自身も過去に
「リーディングを勉強をしよう!」
と意気込んで海外の小説を読み始めたことがありましたが、一瞬で飽きました。

なぜ飽きたのか自分の英語のレベルと要求され英語力にギャップがありすぎたのが原因です。

単語がわからない → 辞書で調べる → その次の単語もわからない →辞書で調べる → 単語の意味は辞書調べてわかっても、文全体の意味はさっぱりわからない、→調べようがない → この行スキップ → 結果なんの文章だったのかよくわからなかった(混乱) → つまらない → ストレス

といったように勉強するごとにストレスを溜め込む結果になり、気づけばその習慣も身につかないまま、やめてしまいました。

英語の勉強は根性だめしではありませんし、一発勝負の試験でもありません。

自分にとって楽しい方法で心地よく勉強をしないと、結果として効率の良い勉強にはならないのです。

日本語で既に読んだ小説(またはマンガ)の英語版を読もう

飽きないリーディングの勉強方法として、日本語で既に読んでいる小説の英訳版を読むことおすすめします。

おすすめする理由
・ストーリーを既に理解しているので、英文の意味が推測ができる。
・少なくとも日本語では読んでいるので、つまらないものではない
・日本語の原作を見れば答え合わせができる


よりオススメしたい本の種類は
・自分にとってお気に入りの本
・最近読んだ本
・短めの本(達成感も大事)
・日本が舞台の本(日本語の言い回しがどう訳されるか勉強になる)


できれば日本語版も一度読み返してから、英語版に進むと、話がクリアに覚えたまま英語版にのぞめるのでオススメです。

お気に入りの小説がない場合

中には小説が日本語で読むのも苦手なので、そういった一冊がない方もいると思います。そんな場合は若マンガでも大丈夫です。
マンガは文字の数量が少なくなるので効率は悪いですが、英語勉強の習慣づくりのためにという意味では十分です。

またお気に入りがなくても、これを機会に日英両版がある小説の日本語版を読んでみて、読み終わったらすぐに英語版を読んでみていいと思います。(下でオススメします)

実際の勉強方法3step

日本語版原作を読む

英語版をいきなり読み始めないでください。

まず原作から読みます。

既読の本であっても、内容が曖昧な場合は英語版を読む前にできるだけ原作を読み返してください。頭の中で展開やセリフがおぼろげに記憶できている状態が丁度よいです。

マンガを使用する場合も同じように原作から読みかえしますが、特に画よりもセリフをよく読むように心がけてください。

英語版を読む

それでは英語版を読み始めましょう。

原作を直前に読んでいるので、どのようなセリフが出てくるか、どんな展開が待っているのかが、ネタバレ状態です。これがあるので、英語版も比較的スラスラ読める感覚があると思います。この感覚が重要です。

それでもわからない単語が出てきたら、辞書で調べていきましょう。

AmazonのKindleまたはKindleアプリを使うと、辞書機能が内蔵されているので、いちいち辞書を別で開く必要がなく、おすすめです。


わからない単語はたくさん出てくるかと思いますが、ひとつひとつを神経質に調べることより、ストーリーについていけているかを重視してください。

原作を振り返り、比較する

読みすすめていく中で、章が終わる節目などで、原作を再度開いて振り返ることをおすすめします。

原作を読み返す理由

・英語版の中で、はっきりと理解できなかった部分を日本語で読み返し理解を補完します。次の章にモヤモヤを持ち越しません。
・日本語の文章と英語の文章を比較して、どのように日本語を英語に翻訳しているのか、どのような意訳がされているのかを確認します。

特に2点目が重要で、プロの翻訳家が日本語をどのように翻訳しているのかを実際に確認ができます。実際に比較してみると多くの文章が部分的に意訳がされていたりすることがわかるはずです。これは英語らしい英文を作るために必要な感覚で、リーディング力と同時にライティング力を鍛える事ができます。

このようにして、最後まで読み進めていきます。

実際にわたしが選んだ本

村上春樹

世界的に有名な作者の為、ほぼ全作品に英語版が出版されています。

Wind / Pinball  (日本語 風の歌を聴け/ 1973年のピンボール)

マンガ

Dragon Ball Z (Akira Toriyama)

そのほかのオススメの書籍については別記事でまとめました。


今回は以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました。