ネイティブは英語で「残念です」をなんと言う?ニュアンスの違いは?
実は来週のパーティーには参加できなさそうなんだ。
えぇ!それは残念だね
「それは残念だったね」
「彼がミーティングに参加できないとは残念だ」
というガッカリの表現をすることは、よくあります。
これらを英語ではどのように表現すればよいでしょうか?
目次
“A Shame” = 残念だ
Shameというのは「恥」という名詞として学校では覚えましたが、
a shameというコンビネーションで残念だという意味になります。
“It is a shame that I cannot attend your wedding next month.”
(あなたの来月の結婚式に参加できなくて、残念だ)
というようにit is ~ thatという構文をとったり
“What a shame!”
(残念だ!)
と単純に言うこともあります。
ネイティブの上司がこのワードを頻発していたときに
当時、Shameを”恥”としてしか記憶していなかったので、
このフレーズには、かなりの非難のニュアンスが含まれているのではないか
と解釈していたのですが、
実際には、そこまで強くない表現と考えて大丈夫そうです。
特に深い意味もなく単純に、残念、と考えましょう。
類似語
似たようなレベル感で、sad や pityも使われます。
What a pity!
It is sad that ….
など。
What a sad!は聞いたことがないですね。It is sad.でいいと思います。
非難のニュアンスのdisappointing
一方disappointingという言葉を使うと、
より落胆のニュアンスが、そして間接的な非難のニュアンスが生まれます。
It is dissappointing that you could not meed the due date.
(あなたが締め切りに間に合わなかったことにガッカリしている)
同情のニュアンスの”残念です”
たとえば、家族に不幸があったりした際の
「この節はご愁傷様でした」
いうなればこれは、残念でしたという意味に同情のニュアンスがはいったものです。
こちらはsorry を使います。
I am so sorry about it
(その説は本当に残念でした:お悔やみ申し上げます)
動画:全豪オープン4回戦 錦織 vs カレーニョブスタの一幕での”what a shame”
全豪の四回戦で、錦織の対戦相手カレーニョブスタが、審判の判定に抗議するも
覆らず、試合終了後感情をラケットバッグにぶつけて、コート上に投げ飛ばすというシーンがありました。
錦織圭に逆転負けで主審に激怒 カレノブスタがTwitterで謝罪
全豪オープン8強入りを決めた錦織圭。5時間に及んだ試合では、カレノブスタが激しく激昂する場面があった。
ちょっと聞きにくいかもしれませんが、カレーニョブスタがラケットバッグを投げた際に、実況が “what a shame”を繰り返しています。
日本語の実況でしたら「おっと、これはいけません」といったような解説になるのかな。
そちらの場面は16:15ごろです。