ネイティブは英語で「なるほど」を何と言う?ニュアンスで使い分けよう。

ネイティブの使う英語

どうしてA社の提案を採用したの?

信頼できる大企業だし、なにより他社と比べて提案価格が2割も安かったんだ。

なるほどね。

会話中の相槌や相手に同意を表す「なるほど」という表現は日本語でも英語でもよく使いますよね。

日常英会話の中でも非常に頻繁に使いますし、ビジネスメールの中でもよく使用しますので、できるだけスムーズに使いたいところです。

ネイティブが実際に使っている「なるほど」の表現はどのようなものでしょうか?

実際にネイティブが使用しているフレーズを紹介していきたいと思います。

ただの相づちか、それとも同意を示すか

日本語の「なるほど」には様々な使い方があり、単なる相槌で使う時もあれば、相手の発言に同意を示す時に使う場合もあります。

このニュアンスによって使うフレーズが異ってきますので実際に紹介していきましょう。

That makes sense.

同意を示す際にもっとも使われる表現がこれです。
主語はThatやItを使います。また主語を使わずMake senseでも普通です。
また、強く同意を表す際には

That makes perfect sense.

とperfectを付ける人も多いです。

また疑問形でも「納得ですか?」という意味で

Does it make sense to you?

と使えます。

I see.

こちらも頻繁に使用されるフレーズですが、これは必ずしも相手の言っていることについて同意を示しているわけではない表現です。
相手の伝えている事については理解しているという意味になります。

会話中の相槌では最も多く使います。

Fair enough.

このフレーズもよくネイティブが使用します。
相手の言っていることについて理解と同意を示しています
Make sense と同じように使うことができます。

Yes?

これは「なるほど」と訳するかは微妙なところではありますが、日本語での単純な会話の最中で使われる相槌の「なるほど」に相当します。

上記のI seeより軽いですね。

I understand. はあまり使われない

なんとなく、使えそうな表現ですがネイティブが「なるほど」として使っているのはあまり目にしたことが有りません。
上司からスケジュールを伝えられた際に「了解しました。」という際に使われるのはよく目にします。

また、「なるほど」とは離れますが

I understand how you feel  (あなたの気持はわかるわ)
I understand what you mean (あなたの言ってることは理解してるよ)

このような形で使われることが多いですね。

まとめ

日本語の「なるほど」が色々なニュアンスがあるため、状況によって使うフレーズが異なります。同意を含むのか、単純な相槌だったり理解の表明なのかによって使うフレーズを選んでください。